ホーム > 青葉区版 > ローカルニュース > 山内図書館の "通信簿"は?
最新号:2012年2月 9日号
2010年8月 5日号
今年4月、市内図書館で初となる指定管理者制度が山内図書館に導入され、3ヶ月経過したことを受け、先月17日、アートフォーラムあざみ野で「横浜の図書館の発展を願う会」主催による「山内図書館を考える会」が開催され、意見交換が行われた。
これは、4月から(株)有隣堂が管理・運営する同図書館が、「どのように変わったのか」「今後の課題は何か」「図書館の評価」などを利用者である市民の目線で話し合い、図書館が果たすべき役割について話し合うもの。市民によって山内図書館を評価する“通信簿”などが検討された。
当日は、3月まで山内図書館にいた司書や、読み聞かせなどを行う市民ボランティアなど約40人が参加。山内図書館の現状について、読み聞かせを行う団体からは「スタッフが変わったことで、今までのやり方を見直すきっかけになった」「ホームページが充実し、分りやすくなった」という意見ほか、「選書が若者向けになった」「傷んだ本の修理を頼んだのに、修理されずにそのまま書棚に戻っていた」などの課題を求める意見が上がった。
後半は、すでに指定管理者制度が実施されている静岡の図書館を市民目線で評価している「静岡図書館友の会」の佐久間美紀子さんが講演を実施。「図書館評価」について佐久間さんは、「指定管理者制度に関わらず、図書館サービスや職員の雇用条件などを含んだ総合的な評価を行うべき」と話した。参加者からは、「図書館評価で重要なのは、“市民参加”の視点。今年秋から実施される行政による具体的な評価の前に、市民による評価のあり方について早急にまとめたい」との意見が聞かれた。
報告を受けた山内図書館は、「貴重な意見として真摯に受け止め、今後の課題として前向きに検討し、サービス向上を図りたい」と話している。