第29回『海とさかな』コンクールで入賞 門 悠太さん マリア・モンテッソーリ・エレメンタリースクール 7歳
青葉の小さな”さかなクン”
○…朝日新聞社主催の自由研究・作品コンクールで『海洋研究開発機構理事長賞』を受賞。応募作品総数は2万6132作品、数ある部門の一つ研究部門から選ばれ入賞した未来の海洋博士。「初めての受賞で嬉しかった」とあどけない笑顔を見せるが、「ムラサキウニとバフンウニ」をテーマに7歳とは思えない細かい観察と鋭い洞察力でウニの特徴を上手に表現し、観察図を完成させた。
○…祖母の家から程近い大磯で海を好きになり、様々な生物と触れ合う。初めて大磯で捕まえたイワガニは、脱皮を繰り返し今でも自宅で生きている大切な『友達』だ。「空気ポンプを使い、海水を入れ、砂利を敷いて、島を作ってあげてるんだ」。海の話になると水を得た魚のように言葉が次から次に出てくる。「かわいそうだから家で飼っているウニは今回の自由研究に使わなかった」と、生き物への優しさを忘れない。
○…趣味は読書。週末は家族で山内図書館に通い、魚の図鑑や好きな本をたくさん借りてくる。学校の休み時間、自宅でも時間があれば本を読み、「1カ月に10冊以上読むこともある」と、博学ぶりを見せる。最近はサッカーW杯で活躍した本田圭佑選手や、フィギュアスケートの高橋大輔選手などにも憧れ、スポーツ分野にも好奇心を示す。青葉の小さな博士は、海の研究だけでなく、スポーツ分野でも活躍しようと、文武両道を目指す。
○…朝日小学生新聞に書いてある”さかなクン”の連載が楽しみで、昨年夏には講演会に参加したほどの熱烈なファン。もちろん、さかなクンが書いた本も全て読破した。「磯の魚はオヤビッチャ、スズメダイ、ほかにもヤドカリやウニも飼っているよ」と目をキラキラ輝かせて話す姿まで本人を思わせる。飼っているイワガニのように何度も脱皮を繰り返し成長する小さな研究者。”第二のさかなクン”が、青葉から世界へ巣立つ日が待ち遠しい。
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