青葉の玄関口"たまプラ" 再開発後、注目度より高まる
昨年10月に駅再開発事業を終え、新しく生まれ変わった「たまプーザ駅」。商業施設と直結した”大空間”の駅には毎日、区内外から多くの人々が買い物などに訪れている。青葉区の玄関口となる”たまプラ”は駅再開発後、話題の街としてより注目されているようだ。
たまプラ駅が鉄道建築協会「最優秀協会賞」受賞
09年10月にリニューアルしたたまプラーザ駅(東京急行電鉄(株))がこのほど、(社)鉄道建築協会による鉄道建築協会賞の作品部門で、全国の鉄道事業者から応募された75作品の中から『最優秀協会賞』に選ばれた。
地下3階、地上3階建ての同駅舎。駅前の再開発工事の一環として、一昨年7月頃から駅施設の改良工事が進められてきた。ショッピングモール「たまプラーザ テラス」との建築的融合を図ろうと、高さ25mの吹き抜けや広いコンコース(改札前広場)が取り入れられている。
選考では、駅を降りた時に広がるダイナミックな空間や、ショッピングモールとの一体感、駅を挟んで街の南北を結ぶ人の流れ、交通ターミナルの乗り換えの利便性などが高く評価された。
東急電鉄(株)はこれまでに副都心線渋谷駅、東横線元住吉駅ほかで鉄道建築協会賞に15回入選しているが、単独で「最優秀協会賞」を受賞するのは今回が初めて。
再開発後押し?路線価、県内唯一の上昇
国税庁がこのほど発表した相続税などの算定基準となる「路線価」によると、「たまプラーザ駅前通り」(美しが丘1丁目)地点が前年比4・3%増と県内で唯一上昇した。この上昇率は全国で2番目となる。
全国的に横ばいや下落が多い中、上昇を見せた「たまプラーザ駅前通り」。上昇の要因について東京国税局は、「再開発による影響があったからではないか」と推測する。地元商店街店主は「街が話題になるのは嬉しいことです。街の活気につながればいいですね」と期待を寄せる。
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