各園に配布される放射線測定器
（社）横浜市幼稚園協会青葉支部（高橋薫支部長）では、幼稚園協会に加盟する区内全ての20幼稚園に放射線測定器を配布する。各園への配布は12月初旬の予定。
園児の保護者と幼稚園の放射能による不安払拭を目的としている。青葉支部が配布するのは「環境放射線モニタＰＡ─１０００ラディ」（株式会社堀場製作所）。今月上旬に、市幼稚園協会から各支部に１台ずつ配布された放射線測定器と同じものだという。
横浜市では小中学校や保育園に対し、落ち葉拾いや草刈を行う際に放射線量を測定し、毎時０・５９マイクロシーベルト未満であることを確認するよう要請している。そうした状況を踏まえ、区内幼稚園でも、落ち葉焚きの自粛や独自で放射線量を測定する園もある。
高橋支部長は「大切な子どもたちの将来を考え、各園が安全確認の努力をしていかなければならない」と話している。
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