県総合文化祭での受賞を部長からのメールで知ったという植松真穂さん。「メールを見た瞬間、家で叫んでしまった。自信も全くなかった」という。
書道を始めたのは小学校3年生のとき。書道の魅力を「線のかすれ、強弱、筆ならではの表現が面白い」と話す。実は、”いい線”とは何か、まだつかめていないという植松さん。同校書道部へ入部し、線を追求する気持ちが強くなった。「全国へ出展した先輩たちの作品を見ていると、自分も全国にという思いが芽生えた」という。
出展した作品は中国宋時代に活躍した書家・米芾(べいふつ)の作品の臨書。昨年10月に題材を決め、2カ月間、同じ書と向き合った。3m近い半紙一枚を書き上げる時間は30分。墨のつけ具合、字の傾き、一筆に神経を集中させる。顧問の寺岡稔教諭は「線に素直さと伸びやかさがある」と植松さんの書について評価する。
植松さんは「全国で同年代の書を見てたくさん刺激を受けたい」と意気込んだ。
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