神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2012年2月23日 エリアトップへ

大場みすずが丘地区センター 屋上を“緑の絨毯(じゅうたん)”に 温暖化対策などを目的

社会

公開:2012年2月23日

  • LINE
  • hatena
植栽や散策路の施工が行われている
植栽や散策路の施工が行われている

 草花を植えて緑を増やし、温暖化対策などに取り組もうと現在、大場みすずが丘地区センター屋上で緑化工事が行われている。地区センターでの屋上緑化は、区内で初めて。「減少傾向にある緑。少しでも街の緑が増えれば」と同地区センターの前田乃扶子館長。”緑の絨毯”に向けた工事は3月7日に完了する予定だ。

 この取り組みは、市が緑の減少に歯止めをかけ、緑多い豊かな街づくりを目指す「みどりアップ計画」の一環。企業や団体とともに植樹や花壇の設置、壁面緑化などに取り組んでいる。

 同地区センターはこれまで敷地内で植栽を増やすなど、積極的に緑地を促進。「もっと広い敷地で緑を増やしたい」との思いから昨年、屋上を生かしたみどりアップ計画に応募した。区内で最も新しい同地区センターは土や花壇の荷重にも耐えうる建物構造であることから屋上緑化が決定。1年前から構想を重ね、先月1日から着工が始まった。

 緑化面積は約165平方メートル。ローズマリーなどのハーブのほか、なでしこやシバザクラなど約30種類の草花を植栽。水やりは、土の乾燥を感知するセンサー式の機械を導入する。また、散策路も施工。将来は人々が屋上に足を運べるよう柵設置などの整備を行う予定だ。「屋上は丹沢や富士山が見られる絶景ポイント。公園風にして地域交流ができるようにしたい」と前田館長は話す。

区内で進む緑の減少

 5年ごとに市内各区の緑被率調査を行っている横浜市環境創造局によると、青葉区の緑被率は、平成16年度の34%に対し、平成21年度は31・4%まで減少。市内18区中、最も高い減少率となっている。減少傾向に対し、同局は「マンションなどの大型の宅地開発が進んでいることが要因の一つでは」と分析する。

 市によると、屋上緑化を実施した施設からは、「断熱効果があり、冷房効率が上がった」との声が多く寄せられるという。同地区センターでは、今夏に効果測定を実施。屋根下の館内部屋の温度と外気との差を測り、効果を見る予定だ。

青葉区版のトップニュース最新6

区制30周年祝い、運動会

少年野球連盟

区制30周年祝い、運動会

大会の開会式と合わせ企画

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

「世界で活躍」誓う

國學院大學平林清澄選手

「世界で活躍」誓う

大阪マラソン優勝祝賀会

4月11日

全員、目指すは「プロ」

桐蔭横浜大サッカー部

全員、目指すは「プロ」

初の新入生入部記者会見

4月11日

再整備に向け前進

藤が丘駅前地区

再整備に向け前進

基本計画まとまる

4月4日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「緑内障で併用してはいけない薬について」 コラム【33】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    4月11日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook