あざみ野駅 顔が見える駅に 佐藤武志さん
○…先日行われた、青葉台駅とあざみ野駅合同のイベントを取り仕切ったリーダー。「昔はもっと駅員と乗車客との交流があった。素通りするだけでなく、お互いの顔が見える駅にしていきたい」と、”新しい駅”への意気込みをのぞかせる。目黒駅長や本社勤務を経た後、昨年5月、駅長としてあざみ野駅へ。田奈駅までの6駅に駐在する約70人もの職員を束ねている。
○…安全運行に根ざす鉄道会社に不可欠なのは、職員のチームワーク。あざみ野駅管内で、その一端を担うのが、手作り新聞『アザスポ』だ。職員紹介や異動のニュースが掲載された賑やかな紙面は、職員によって定期的に発行。職員同士のコミュニケーションや情報共有に役立てられる。今回のイベントチラシには、イラストが得意な職員による駅長の似顔絵も登場。利用者の目も楽しませた。
○…荏田小学校、山内中学校出身と、あざみ野とは深い縁がある。各自治会長との顔合わせでは、「同級生のお父様がいらっしゃって」という地元ならではの出会いも。「こんなめぐり合わせがあるなんて驚いた」と微笑む。土地勘にも富んだ古巣での業務には、いっそう愛着を感じている。
○…こんがりと日焼けした小麦色の肌が印象的。趣味のサーフィンは30年以上のキャリアだ。昨年夏に行った青葉台駅『納涼祭』では、自身が全国の砂浜で拾い集めた貝殻で、ストラップ作りを実施。「子どもたちに好評だった」という同催しは、今夏も企画中だ。今後も顔が見える”駅ナカ”イベントから目が離せない。
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