自分探しの300Km 寺家町 のむぎO・C・S
のむぎO・C・S(オープン・コミュニティ・スクール)高等部は現在、区内寺家町から長野県北安曇郡小谷村までの約300Kmを歩く「300キロ・トリップ」を実施している。今月21日には出発式が行われ、高等部の生徒3人を含む計8人がゴールの小谷村を目指してスタートした=写真。
元高校教師の樋口義博さんが、不登校や中退、非行経験者など生きる道を探し求める子どもたちを受け止める学び場として、1991年に高等部を開設。これまでに100人以上の生徒が卒業している。樋口さんは「300Km歩く中で、色々な経験をし、人との出会いもあります。子どもたちがこれから生きていく上で考える大切な機会になる」と話している。
出発当日、参加者は登山用リュックの荷物などを確認。また、全行程自炊のため、フライパンや鍋など調理道具や宿泊用のテントを大きな荷台に積んだ。中学時代、不登校経験者の小林達矢さん(15)は「珍しい経験なので、300Km歩く中で何かを探したい」と話した。小谷村には10月13日着予定。
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4月4日