東急電鉄(株)は10月9日、たまプラーザ駅南口で来年3月初旬に開業する商業施設(新石川2の1の10)の概要を発表した。
商業施設と隣接地に同社が建設しているマンションは、駅とデッキでつながれることから施設名は「たまプラーザテラス リンクプラザ」となった。東急によると駅と商業施設、マンションがつながった大型施設の建設は同社では今回が初。
シニアの住み替え促進
商業施設には、計11店舗のテナントが出店する。
商業施設の隣接地には、来年1月に完成する田園都市沿線に住むシニア層などを駅前に呼び寄せる「住み替え推進事業」を取り入れたマンションを建設。今後、地域で高齢者人口が増加することなどを背景に同社は、医療施設の誘致を強化した。内科、歯科、画像診断専門クリニックの3院ほか、鍼灸マッサージ治療院、デイデービス事業所も出店する。
また、高齢者のほか子育て支援にも力を入れる横浜市地域ケアプラザと保育園が入る。そのほか、銀行やカフェ、100円ショップ、保険相談所が出店する。
商業施設について、「子育て中の母親が通える場所があるのは心強い。駅直結の施設なのも嬉しい」と美しが丘在住で幼稚園の子どものいる母親(43)、「たまプラーザは病院ばかりが増えていると感じる。安心して暮らせる思いはあるけれど」と美しが丘在住の男性(75)は話す。
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