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総合診療内科に痛みの悪循環 全身の"痛み"治療の専門家 ぎっくり腰、関節痛、頭痛などにも
痛みの治療を専門とするペインクリニック。５年前から厚労省に標榜が認められたが、聞き慣れない人も多いだろう。市が尾駅徒歩1分に今月開院した『市が尾ペインクリニック内科』の木村崇院長に、痛みの治療について話を聞いた。
「帯状疱疹や頭痛、関節痛など、あらゆる”痛み”に対処するのが役割です」と話す木村院長。ペインクリニックは麻酔技術を応用した、痛みの専門家。『痛み』は筋肉や血管を緊張させ、血行を悪化させる。血行悪化は発痛物質を生み、これが痛みの悪循環となる。 内服薬や神経ブロックなどで、痛みを伝える神経や血流を収縮させる神経を遮断し悪循環を断ち切る。冬に多い膝、肩などの関節痛、ぎっくり腰にも対応。「痛みは体の異常を伝えるサイン。我慢するものではありません」と木村院長。
木村院長は県立がんセンターや藤沢市民病院で実績を積み、集中治療や救急も専門としている。同分野は総合的に診て、初見で判断することが求められる。「”痛い”と感じたら受診する、総合診療内科としてお考えください」と木村院長。
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