PM2.5 青葉台測定局 1時間値を市HP(ホームページ)で公表
中国の大気汚染で、日本へ飛来する影響が懸念されている微小粒子状物質(PM2・5)。市民からの問い合わせや関心の高まりを受け市は2月12日から、環境創造局のホームページ(以下=HP)で1時間ごとの測定値を公表している。
市環境監視センターによると現在、市内には青葉台測定局(しらとり台公園)を含む6カ所(青葉区・鶴見区・磯子区・泉区・西区・戸塚区)に測定装置が整備。数値は自動更新で、HPに反映されている。
これまでも、環境省HPでは1時間値が公表されていたが、全国からのアクセス殺到により、利用しづらい状況が発生。数値に関する問い合わせもあり、市は市内6カ所の測定値を環境創造局のHPで発表することにした。
「数値に問題はない」
PM2・5は大気中の粒子状物質の中で、粒子の直径が0・0025㎜以下の非常に細かい粒子。肺などの奥深くまで入り込みやすく、呼吸器疾患などを引き起こす要因とされている。
市は国からPM2・5の環境基準を受け、2011年度から3カ所(青葉区・鶴見区・泉区)で測定を開始した。次年度には3カ所を追加。さらに今後、測定局を増やしていく方針だ。「青葉台測定局を含む市内の数値は、特に高い数値ではない。(中国の影響が出るとすれば)全国的に高い数値になってくるのでは」と市担当者は話す。
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