地域、現場を知る 第3回社会福祉法人「緑成会」遠藤一典理事長
堀川(以下「堀」)―健康管理について教えて下さい。
遠藤(以下「遠」)―教師になった20代から日記をつけています。1ページを3年分に分けて書くことで、昔の自分を振り返られるのです。この日記を書くことが、生活リズムを整えているのだと思います。教師時代は体育指導を任されていたこともあり、手足、全身運動の健康管理は気をつけています。あとは旅行で外に出向くこと。全国で行っていない県はありません。
堀―地域では様々な活動をされてきましたね。
遠―嶮山第一土地区画整理組合理事として、すすき野・もみの木台の新街区の建設にあたりました。また、15年間、小・中学校建設促進委員長を務め、開校準備委員長として07年に黒須田小学校を開校しました。特に黒須田小学校開校に至るまでには様々な調査を行うなど、大変な時期もありましたが、当時の子どもたちの笑顔は、忘れられないものとなっております。
堀―福祉の現場で日頃、大切にされていることは?
遠―現在、「緑成会」は、特別養護老人ホーム緑の郷、美しが丘地域ケアプラザ、たまプラーザ地域ケアプラザ、シニア向け住宅かやの樹を運営しております。とにかく「現場に足を運ぶ」ということを大切にしています。与えられた立場で、義務感と責任感を持って現場に出向きます。「介護は人なり」という言葉を大切にしています。人を大切にし、人と人とをつなげられるよう、これからも取り組んでまいります。また、元気な時も、手助けが必要になった時も、人はいつまでも主体的に生きていくことが大切であると考えております。私たち緑成会は、そのようなサポートを社会福祉法人として行い続けていきたいと思っております。
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