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介護予防に効果が期待される 高齢者支援連載第2回 「ころばぬ先の健診」とは 取材協力/タイオー株式会社
予防心理学やモチベーション理論を導入して、誰でも参加したくなる予防システム「ころばぬ先の健診」が「タイオー株式会社」(港北区新横浜)から発表された。石川初実執行役員に、サービス内容やこれまでの予防方法とどう違うのかサービス内容を聞いた。
「ころばぬ先の健診は予防心理学やモチベーション理論を導入した、誰でも参加したくなる介護予防システムです」と話す石川さん。 健診では歩行の幅や速度、骨強度の計測から転倒や認知症のリスクを読み取っていく。30分ほどでリスクが計測できる集団健康診断だ。「介護予防は病気と異なり、リスクを理解し生活のコツをつかめば、意外と簡単に予防効果が上がります」。健診後はトレーナーから予防のコツや介護になってしまう仕組みについて学べ、その日から予防運動を取り入れられる。6カ月毎に再健診とフォロー。リスクが改善されたかチェックを受けられる。
なぜ、このようなシステムを開発したのだろうか。
「介護予防は医療・介護の社会的コスト抑制、幸福な老後、どちらにとっても緊急で重要な課題のはずですが、浸透や定着はいまひとつですよね。これまでの予防法では必要性や効果を実感できなかったからではないでしょうか」
石川さんが目をつけたのが航空会社のマイレージ制度だった。「きっかけ(必要)、メリット(成果・好感)、マイレージ(おまけ)という仕掛けは、リピーター作りに最適です。絶対に介護予防サービスに応用するべきだと思いました」(図1参照)。予防に取組めば、老後の安心という「おまけ」がついてくるというわけだ。
「メリットの見える化」(※図1)にもこだわった。「その方の予防のポイントをグラフで表示し、シンプルで継続しやすい予防方法をつくります。成果が目に見えると、人の心理としてやる気が出るんです」。
「おまけ」や「見える化」以外にも予防意欲を強める仕組みはあるのだろうか。
「健診の一番の特長は確実なフォローです。各種予防成果の統計では(図2参照)『予防のプログラム』に最も効果が出ています。これは、プロによるフォローアップの成果なのです」。
認知症リスクを高めるのは悪い姿勢
同プログラムは、早稲田大学の講師が介護予防目的に開発した『正しい姿勢』を『しつける』座具(タオルとクッションでも可)でフォローするというもの。「座姿勢が悪いと上体と下体をつなぐ大腰筋を急激に劣化させ、いろいろな障害を引き起こします。これを防ぐわけです(図3参照)。また、下肢の筋肉の衰えは特に急激なので、片足立など簡単で効果的な運動メニューを用意しています。一日3分3回、『楽』に『いい感じ』を味わっていただけます」。
同健診は自治会や老人会向けに、前回紹介したキープライフメンバーズに加入してもらう方法で勧めていく予定だ。「集団で行えば地域の交流が深まり、健康で長寿なまちづくりに役立つと思います」。
交流、健康、安心。高齢期にこの三つを持てるとしたら「キープライフメンバーズ」に加入する意味は大きい。次回は、「キープライフメンバーズ」の安心サービスについてインタビューを続ける。
問い合わせはタイオー株式会社【電話】045・476・2531まで。HPは「タイオー株式会社」で検索を。
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