下市ヶ尾町内会(柏村茂会長)は、12月18日、同町内会が制作した地域の歴史や文化を詠んだお手製カルタを青葉区社会福祉協議会と市ヶ尾地区社会福祉協議会に5セット寄贈した。
このカルタは地域住民に町内会のことを知ってもらおうと町内会の有志らが1年前に制作。挿絵は市ヶ尾中学校3年生(当時)が協力した。
制作当初は読み札や絵札もA4サイズで作り、区役所や自治会館などに展示していた。区役所での展示を見た市ヶ尾地区社協の志村秀子さんが「カルタとして使いたい」と町内会に提案。「子どもたちに自分の故郷の素晴らしさを知ってもらいたい」と考えていた町内会側もこの申し出を快諾した。読み札・絵札を遊びやすく改良したカルタを20セット作り、市ヶ尾中や東市ヶ尾小、荏田西小に寄贈している。
市ヶ尾地区社協の村石文子事務局長は「カルタを通じて市ヶ尾にこんな歴史があると初めて知った。子育てサロンや地域交流の場で使用していきたい」と話し、区社協の竹内康夫事務局長は「ほかの地域にも一つの事例として紹介したい」と話した。
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