国重要文化財を公開 荏田町真福寺「花まつりで」
多くの参拝者が訪れた＝８日
国重要文化財である釈迦如来立像が４月８日、荏田町の真福寺（海野清明住職）で公開された。釈迦の誕生日で「花まつり」が開催される４月８日と、お盆の時季に１日の年２回のみ見ることができる。
鎌倉時代初期から釈迦如来立像は荏田町にあったという。現在の荏田自治会館にあった、立像を保管していた寺が廃寺となり、昭和９年から真福寺が像を保管している。
釈迦如来立像を見に、毎年約２００人が参拝に訪れる同寺。ほかにも県重要文化財の千手観音立像と、市の有形民俗文化財の絵馬も見ることができる。「信仰することで、ご利益が得られる。多くの人に参拝していただければ」と海野住職。
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