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青葉区版 公開:2014年5月22日 エリアトップへ

青葉土木事務所の所長に就任した 槇 重善さん 千葉県在住 56歳

公開:2014年5月22日

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「外遊び」の心 造園に込め

 ○…植物や園路、階段、建築物――人のための空間を総合的につくる「造園」一筋で30余年。横浜市環境創造局を経て新天地に。「住みつづけたいまち『青葉』」を掲げ、道路や下水、公園の維持、管理に奔走する。着任から2カ月、区内のあちこちに足を運ぶ日々だ。「災害に強い、安全で安心な暮らしやすいまちにしたい」

 ○…東京生まれ。海のある千葉県習志野市で過ごした。「海が好き。当時、全国でも自治体のトップランナーだった横浜に憧れて」。大学では環境保全や緑化を学び、1981年に念願の横浜市に就職。当時の緑政局で、現日産スタジアムがある新横浜公園の開設に携わり、後に日韓サッカーW杯の会場にもなった。「98年の神奈川国体に間に合わせようと、タイトなスケジュールのなか用地買収も同時進行で。大きな大会が成功して、みんなで達成感を共有できた」と振り返る。

 ○…幼少から工作好きで、ものづくりに心を寄せてきた。「今は木や植物が材料みたいなもの。人と植物がうまく共存できるような空間をつくるには、人間のことをよく知ってないといけない」。子どもの遊び場づくりの一つとして、地元小学校では校庭に田んぼを整備。保護者や教員とも協力して、児童が田植えや稲刈りができる環境づくりを十数年続けている。「まちの公園も同じ。子どもの体験を豊かにするには、大人の力が必要」。公園整備で新設された遊具の安全性確認では、実際に使ってみて念入りにチェックする。「つくる側の人間が体験しないと」。仕事もプライベートも、青少年育成は大きなテーマだ。

 ○…運動好きで、休日は男女混合のソフトバレーボールを楽しむ。昼休みには、近くの鶴見川沿いでジョギングするのが日課だ。「この辺りは山に近く、野鳥もいる。青葉の自然の中で、健康で楽しく歩けるまちがいい」と胸中を語る。「子どもたちが楽しく遊んでいる姿を見るのが好き」。遊び好きの一面をのぞかせた。

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