3月に東京・日本武道館で行われた柔道の全国高校選手権・団体戦で、初の準優勝に輝いた桐蔭学園=鉄町。5月17日の総体県予選・個人戦は3人が優勝し、8月の本戦出場を決めた。団体では6月14日の県予選に挑む。
主将の鈴木双葉さん(当時2年)=鴨志田町=と福島なつきさん、櫻井眞子さん、馬場彩子さん、嶺井美穂さんの1年(当時)4人で挑んだ春の全国大会。4校を下して、創部14年目で初進出した決勝では、強豪の埼玉栄に1―2で惜敗した。大将戦で一本負けを喫した鈴木さんは「自分は未熟だが、みんなの力で準優勝できた」と手応えを語る。
「1年のときは弱かったが、強い先輩たちの背中を追ってはい上がってきた。今ではチームの精神的支え」。就任6年目の廣川真由美監督(37)は、鈴木さんに信頼を寄せる。主将になった昨夏から部員への心配りに一層努め、体調管理や悩み相談などにも尽力してきたという。鈴木さんは「廣川先生についてきた3年間は間違ってなかった。力を出し切れば結果はついてくる」と語気を強める。
全日本の女子B強化選手に昨年選ばれた63キロ級、エース嶺井さんを筆頭に、チーム一丸で団体の総体出場を目指す。廣川監督のもと徹底した基本練習で力をつけてきたチームに、全国制覇の期待がかかる。
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