神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2014年6月26日 エリアトップへ

県洋菓子協会作品展「マジパン仕上げ部門」で銀賞を受賞した 内田 かおるさん 美しが丘在住 25歳

公開:2014年6月26日

  • LINE
  • hatena

「おいしい」の声が原点

 ○…西日本の作品展には過去3回出品。制限時間内に仕上げるデコレーションケーキ部門では優勝経験もある実力者だ。神奈川県で初出品での入賞に「うれしかった」と笑顔をみせる。夏に控える姉と友人の結婚式には「マジパンで何か作りたい」と企画中。根っからの「ものづくり好き」だ。

 ○…出身は奈良県。自分の手で一からつくる楽しさに惹かれ幼い頃はお絵描きや粘土、ブロック遊びに夢中だった。「じっとしていない」活発な少女でもあり、中学時代は強豪の陸上部に所属。高校ではハンドボールやボクシングを経験。同時にのめりこんだのがお菓子作りだった。「友達に『おいしい』って言われるのがうれしくて、気づいたら毎週作っていた」。同じく「大好きで作ってみたい」と考えていた花火師と迷った末にパティシエの道へ。「やりたいことは応援してくれる」という両親も、そっと後押ししてくれた。

 ○…製菓の専門学校卒業後は宝塚市の洋菓子店に就職し販売からスタート。アルバイト経験もなく、慣れない接客が最初は辛かった。「全然仕事ができなくて。先輩がフォローしてくれた」。それでも、常連さんが顔を覚えてくれたり「いつもの」で通じる関係ができたりと「お客さんの声を直接聞ける」販売の醍醐味を語る。特別なのは誕生日ケーキ。年1回のお祝いに選んでくれたことがうれしい。「華を添えたい、と思う」。「広い視野を持ちたい」と関西を飛びだして丸2年。美しが丘の「ベルグの4月」に勤める現在は製造担当のため、お客さんと接する機会はかなり減った。「でもあの気持ちは忘れちゃいけないな、って思います」と柔らかな表情をみせた。

 ○…故郷にはいつか帰る、と決めている。胸に抱くのは「焼きたてのお菓子を提供するカフェを開く」という夢。「地元に自分が行きたいお店をつくりたい。お客さんと距離が近い店がいい」。思い描く未来に向かい、一歩ずつ進んでいく。

青葉区版の人物風土記最新6

桑名 俊二さん

学校歯科医を45年間務め、このほど定年となる

桑名 俊二さん

美しが丘在住 75歳

3月28日

山本 章さん

3月20日で設立1周年を迎える社会福祉法人「あおばの実」の理事長を務める

山本 章さん

桂台在住 78歳

3月14日

宮原 洋明さん

中里地区青少年指導員の会長としてヒコーキ大会の運営にあたった

宮原 洋明さん

大場町在住 68歳

3月7日

冨樫 剛一さん

2月1日から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

すすき野出身 52歳

2月29日

岡﨑 萌々(もも)さん

第78回市町村対抗かながわ駅伝に横浜市代表として出場し、優勝に貢献した

岡﨑 萌々(もも)さん

青葉区在住 16歳

2月22日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊺専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『網膜剝離と診断されましたが、どんな治療が必要になるのでしょうか?』

    3月28日

  • おばあちゃん先生の子育てコラム

    おばあちゃん先生の子育てコラム

    第43回 「一人で悩まず、一緒に子育てしていきます」

    3月28日

  • 教えて!職人さん

    教えて!職人さん

    vol.9 塗装業も歯科医も「専門家」を選ぼう

    3月21日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook