大賞は青葉台の小堀さん 北部美術公募展
「今までで一番個性的なザクロが描けた」と小堀さん
横浜北部４区（青葉区、港北区、緑区、都筑区）在住者などから絵画作品を公募する横浜北部美術公募展２０１４。入選作品１７２点のうち、青葉台在住の小堀秋さん（66）の作品「ザクロ」が大賞に選ばれた。小堀さんは「大きな絵なので、体力勝負だった。楽しんで描けたので良かった」と感想を話す。
県外の公募展での受賞歴もある小堀さん。「ザクロ」は、完成までに約３カ月をかけた。97cm×１２３cmの大きさに、約40色の水彩絵の具が使われており、油絵に負けない力強さがポイントだという。小堀さんは中学生のころに独学で絵を描き始め、高校生になってから絵を習い始めた。ザクロはそのとき最初に描いたもので、これまで一番描いてきた題材だ。「アトリエにあったザクロを描いたことが自分の絵の原点。個性を生かして描いたので、評価されて嬉しい」と喜びを語る。
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