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青葉区版 公開:2014年12月25日 エリアトップへ

青葉区制20周年事業実行委員会の会長を務める 松澤孝郎(たかよし)さん 荏田西在住 75歳

公開:2014年12月25日

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このまちに生涯捧げ

 ○…誕生20周年を迎えた青葉区。各種団体、企業など45団体が参加した実行委員会のリーダーとして、区民マラソンなど記念事業の準備、運営に2年近く奔走した。「感無量。忙しかったが、どのイベントも盛り上がった」。体調を崩した時期もあったが、ここまでのイベントは無事に開催した。「各々が責任を果たしてくれた。区民の力を実感した」と安どの表情を見せる。

 ○…地域活動に参加するようになったのは、30代の頃。病気がちの父親に代わり商店会に参加したのが始まりだ。今も自治会や法人会など地元団体で役職に就いている。「自分たちのまちは、自分たちで守る」と、40年ほど活動してきた。住民の要望を実現しようと、行政にも積極的に提言する。「実際に日頃まちを見て、一番わかっているのは住民」との姿勢を貫く。一住民としての目線は、何年経っても失わない。

 ○…荏田の老舗せんべい屋の跡継ぎとして生まれた。5人姉弟の末っ子で、末姉と10歳離れた待望の男児だった。両親や姉たちはもちろんのこと、近所同士のつながりが深かったため「一人で遊んでいると近所の人がよくかまってくれた」。中学生になると、先輩たちと遊ぶことが増え、自然にまとめ役を担っていた。「先輩たちがスイカ畑でいたずらした時も、『お前がちゃんとしろ』って警察官に怒られたり。やってないのに」と笑い飛ばす。

 ○…75年間住み続けている青葉区を「緩やかに変化してきた」と表現。まちの雰囲気は変わらないが、人口が増えて抱える課題も変化してきた。この1年で、団体や企業の横のつながりは実感できたが、「世帯同士のつながりも重要。転入してきた人が多いからこそ、隣三軒の付き合いが必要」。安心した生活を送るために「緊急時に各家庭で避難者を受け入れるくらいの関係をつくることが大切」と訴える。青葉を語る時、その声に力がみなぎる。生涯現役で、このまちを支えていく。
 

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