小学生棋士のチャンピオンを決める小学館・集英社杯第40回記念小学生将棋名人戦の神奈川県大会が2月8日、市青少年育成センター=中区=で行われ、横浜市立東市ヶ尾小学校(田村清司校長)の西邑正徳君(小5)が初優勝し、県代表となった。西邑君は3月21日、22日に行われる東日本大会に出場する。
107人が参加した同大会。西邑君は、県代表を決める名人戦の部(45人)に参加した。西邑君を含む3人が4戦全勝で代表最終決定戦へ進出。2連勝した西邑君が優勝し、県代表に輝いた。日本将棋連盟神奈川県支部連合会の加山雅昭理事は「強い相手でも堂々と戦う、素晴らしい指し回しだった」と対局を振り返る。5回目の出場で初優勝した西邑君は「危ない場面もあったけど、持ち駒を有効的に活用できた」と話す。
「夢はプロ棋士」
父親の影響で4歳ごろから将棋を始めた西邑君。小学生になり、東京の将棋会館で大人に交じり対局するようになった。「相手の手を予測したり、考えたりするのが面白い。一番の夢はプロ棋士になること」。実力を付け、アマチュア二段の腕前に成長した。現在、週5で三軒茶屋の将棋倶楽部に通い、将棋の強豪校もえぎ野中で、将棋部の生徒と対局することもある。
今月行われる東日本大会は、各県の代表ら26人が参加。上位2人が決勝大会に進む。「神奈川県の代表としてできる限りの力を出して上を目指したい」と意気込みを語った。
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