市立市ヶ尾小学校の大橋麗美華(れみか)さん(5年)が、4月に行われるDUNLOP CUP全国選抜ジュニアテニス選手権関東予選大会(12歳以下女子シングルス)に神奈川県代表として出場する。「しっかりと全国行きの切符を勝ち取りたい」と意気込みを語る。
先月行われた神奈川県予選大会は、32人が参加。大橋さんは、決勝戦までの4戦を順当に勝ち上がった。決勝で大橋さんは第1セットを取り、試合の主導権を握った。しかし、相手のサーブを打ち返す「リターンエース」を狙いすぎ、「ラインぎりぎりを攻めすぎた」とミスショットを重ね第2、第3セットをともに落とし、準優勝となった。
1都7県の代表が集う関東大会に向け、大橋さんは現在、所属する荏原湘南スポーツセンター=藤沢市=で週6回の練習に励む。同センターは添田豪選手やクルム伊達公子選手が在籍していた国内最大規模のテニスアカデミー。「(決勝戦は)悔しかった」と、県大会での敗戦をバネに、安定したラリーやサーブの精度を上げる練習に余念がない。
4月4日から千葉県で行われる関東大会に、県の代表選手として参加する大橋さん。関東を勝ち上がった上位入賞者が5月に行われる全国大会へ出場する。
目標は「世界一」
5歳からあざみ野ローンテニスクラブでテニスを習い始めた大橋さん。当時を知る同クラブのコーチ本間将悟さん(26)は「ほかの子どもに比べ、ずば抜けていた」と舌を巻く。
2年後の小学1年生の時、10歳以下の大会で初優勝。さらに、小3で10歳以下女子シングルスの全国王者になった。その後、日本代表として世界大会で6位入賞。大橋さんは「ウィンブルドンで優勝し世界一になりたい」と今後の目標を見据える。
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