横浜市内にある事業所が消火技術を競い合う横浜市消防操法技術訓練会が10月21日、戸塚区の横浜市消防訓練センターで行われ、屋内消火栓の部に青葉区代表として出場した工藤建設(株)建物管理事業部=新石川=が58・9秒で優勝した。同事業部の優勝は、3年ぶり2回目。同大会には各区大会で優勝した18の自衛消防隊が出場し、消火技術の正確さやスピードを競った。
4年前から同じメンバーで出場し続けている同事業部。全体で唯一の58秒台を達成し、力を見せつけた。指示を出してチームをまとめる指揮者の吉浜正さんは「会社としてのサポートもあったので、絶対に優勝したかった」と笑顔を見せる。
朝練の成果実る
9月の区大会に向け、8月ごろから昼休みなどを使って全体練習に取り組んだ。「数年前から接戦を繰り広げている日本体育大学には絶対に負けられない」と、ホース巻き担当の安藤俊和さんと水野麻亜斗さんは始業前にも練習を繰り返したという。区大会では56・58秒の好タイムで日体大を下した。吉浜さんは「日体大さんも59秒の好タイム。ライバルの分まで頑張ろうと思えた」と振り返る。
今回の優勝を一区切りとし、来年はメンバー3人を代える予定。唯一残る最年少の高岡要さんは「次は重要なホース巻きを担当してみたい」と連覇への意気込みを語った。
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