年賀状を販売する児童
児童たちに働くことを体験してもらおうと、美しが丘西郵便局（武田伸子局長）で小学生の「お仕事体験」が行われた。
参加したのは、近隣のすすき野小学校と美しが丘西小学校の２年生１８１人。12月１日から４日間に分かれ、クラスごとに約１時間ずつ業務を行った。この職場体験は毎年実施しており、すすき野小は今年で10回目、美しが丘小は２回目となる。
児童らが任されたのは、入り口での利用者に対するあいさつと、年賀状の販売業務。地域住民が訪れると「いらっしゃいませ」という明るい声が局内に響き渡った。また、学校で習っている算数の実践練習も兼ねている年賀状販売では、電卓を使って求められた枚数の料金を一生懸命、計算する姿が見られた。
将来は郵便局で働きたいという、美しが丘西小の藤元陽菜さんは「私が元気にあいさつしたら、『ありがとう』と言ってもらえて嬉しかった」と笑顔を見せた。武田局長は「働くことの大変さや楽しさを感じてもらえれば嬉しい。これからも続けていきたい」と話した。
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