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医療レポート【11】食道がん 飲酒・喫煙者は要注意
飲酒の機会が多い歓迎会・送別会シーズン、飲みすぎには思わぬ危険が隠れている。「お酒やたばこは、食道がんの大きなリスク要因です」と話すたまプラーザ南口胃腸内科クリニック(平島徹朗院長)の久津川誠副院長。今回は食道がんについて聞いた。
「たばこを吸う人、お酒を大量に飲む人、特に顔が赤くなる人は気をつけてほしい」と久津川副院長。顔が赤くなる人は発がん物質であるアセトアルデヒドが分解されにくく、体内に蓄積されやすい。食道がんは胃がん、大腸がんと同様、早期ではほとんど自覚症状がなく、わずかな粘膜の色調変化しか表れないため、バリウム検査では発見し難いのが現状だ。「食道がんの手術はがんの中でも難易度が高い。治療には抗がん剤や放射線治療を併用するため、負担が大きい。早期発見が肝要」と久津川副院長は話す。
同クリニックでは大学病院やがんセンターと同等の内視鏡設備を完備。高画質・広視野の「デジタルハイビジョン内視鏡」や大型モニターを導入し、通常の内視鏡では見つけ難い病変もキャッチ。より高精度な診断をしている。粘膜の微細な血管や模様を強調する特殊光「NBIシステム(狭帯域光観察)」は、食道がんの早期発見にも有用だ。
久津川副院長は「お酒を飲む人、たばこを吸う人は特に、40代以上なら一度は内視鏡検査を受けてほしい」と話している。
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