さつきが丘地域ケアプラザで6月から7月にかけて、赤十字救急法講習会が行われ、38人が受講した。
急病や突発的な人身事故に備える目的で救急法を学び、救急員の資格取得を目指す講習会。4日間の日程で実技と学科を学ぶ内容で、講師は日本赤十字社神奈川県支部から派遣された救急法指導員4人が務めた。
初日の6月25日に学んだのは、人工呼吸や心臓マッサージなど心肺蘇生とAED(自動体外式除細動器)の使い方。参加した田奈町に住む齋藤武夫さん(80)は「街でAEDは見かけるけど、実際に使えるか、分からなかった。人助けになるかと思って参加した」と話し、「実際にやってみなければ使い方が分からなかった」と振り返った。
指導員の小島栄一さんは「命を助けられるかは知識と技術を持っているか。救急の場面では一歩前に出る勇気が必要だが、そのためには資格や学んだ経験が力になる」と講習会の意義を話した。また、震災を念頭に「救急の知識を持つ人を増やし、地域防災につなげていきたい」と感想を話した。受講者は資格取得後もスキルアップ講習に参加していく予定だ。
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