神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2016年7月28日 エリアトップへ

公募美術展 区民の力で新生開催 1回目大賞は田中さん

文化

公開:2016年7月28日

  • LINE
  • hatena
受賞作品「獺」と田中さん
受賞作品「獺」と田中さん

 第1回目となる「あおば美術公募展」が横浜市民ギャラリーあざみ野で7月24日まで開催された。青葉区民らによる「協働」を目指し、企画された今回。区内から254点の応募があり、入選した162作品が展示された。大賞には美しが丘在住の田中なお実さんの作品が選ばれ、18日に講評会と表彰式が行われた。

 同展は昨年までの10年間、青葉区・緑区・港北区・都筑区を対象に開催されてきた「横浜北部美術公募展」の終了に伴い、青葉区独自で初めて企画された。昨年までの流れを汲みつつも、横浜美術大学の北澤茂夫教授を実行委員長に、区民で構成される「あおば美術公募展実行委員会」を新設し、準備を行ってきた。

 新しい公募展は、展示期間中の受付を出品者自身が担うなど、企画・運営を区民がサポートしているのが特徴。最後の北部美術公募展会場でアンケートを実施したところ、継続を希望する声が多かったため、委員会を組織し「区民手づくりの展覧会」を目指すことになったという。区内企業や大学、団体等も協賛し、今回初めて実現した。「文化のまち青葉区」として、区を盛り上げていくことも今回の狙いだ。

 北澤委員長は「主催者、出品者、鑑賞者という関係ではなく、ともにつくり、皆で盛り上げたい」と話す。

 大賞に選ばれた田中さんの作品は妖怪を描いた油絵「獺(かわうそ)」。約400時間をかけ、手を加えてきたという。絵画が趣味という田中さんは「妖怪が好きで、頭の中にあるイメージを忠実に再現してきた。第1回目での受賞で光栄」と喜びを語る。このほか、優秀賞の東寛雄さん、横浜市長賞の佐々木綾子さんを含む受賞者15人が表彰された。

 審査員は、北澤委員長や市ケ尾高校美術教諭らで構成。特別審査員を務めた俳優の石坂浩二さんは「素晴らしい作品が寄せられ、それぞれの思いが感じられた」とあいさつした。

青葉区版のトップニュース最新6

プレゼン大会で最高賞

柿の木台在住高橋春帆さん

プレゼン大会で最高賞

昨年から顕著な活躍続く

3月28日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月28日

子宮頸がん対策に新検診

横浜市

子宮頸がん対策に新検診

HPV検査導入へ

3月21日

はちみつカレーを商品化

青葉台小4年生

はちみつカレーを商品化

売上の一部を「ハチ」に寄付

3月21日

区内で記念イベント

国際園芸博

区内で記念イベント

開催まであと3年

3月14日

横浜総合病院で投与開始

認知症新薬レカネマブ

横浜総合病院で投与開始

市内医療施設で唯一

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊺専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『網膜剝離と診断されましたが、どんな治療が必要になるのでしょうか?』

    3月28日

  • おばあちゃん先生の子育てコラム

    おばあちゃん先生の子育てコラム

    第43回 「一人で悩まず、一緒に子育てしていきます」

    3月28日

  • 教えて!職人さん

    教えて!職人さん

    vol.9 塗装業も歯科医も「専門家」を選ぼう

    3月21日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook