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今のうちに考える「家のお墓」 先祖、親、自身の安心を求めて
オウゴンマサキの緑が彩る芝区画。春には桜が咲き、安らかに眠る大切な家族と花見をしている気分に
一生のうちでも重要で大きな買い物の一つであるお墓。「購入の年代は様々ですが、当霊苑のご契約者の平均年齢は63歳。定年して３、４年経った落ち着いた頃、ご自身や家のお墓について考え始める方が多いようです」と話すのは、青葉区にある横浜あおば霊苑・管理事務所の能瀬さんだ。「少しずつ将来を想定していくとよいでしょう」という。
例えば遠く離れた田舎に先祖のお墓がある場合、高齢になってからも墓参りを続けるのはなかなか大変。自身においても「馴染みある土地のお墓で眠りたいけど、田舎の墓はどうしよう」と悩む人も多いだろう。
こうした理由から、同霊苑ではお墓を引っ越す「改葬」の依頼が増えているという。一般の墓所はもちろん、後継者の心配がいらない永代供養墓や、夫婦だけの夫婦墓もあり、事情に合わせたお墓を選べる。「年齢を重ねてからよりも、動けるうちにご自身や先祖代々のお墓について考えてみてはいかがでしょうか」
また同霊苑に隣接する事業主の宗英寺では新年の祈祷会をはじめ、写経会や座禅会を行っている。霊苑を利用しながらこうした活動に参加することも可能だ。
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