組織改革でICTの効果的な活用を 横浜市会議員 藤崎浩太郎の市政報告
HP(ホームページ)構築3年遅れ
横浜市のホームページの再構築事業が大幅に遅れています。およそ1年前にトラブルが判明した再構築中の新しいホームページですが、判明以来、私は議会で課題への適切な対応を求めてきました。
発端となったのは2015年12月に、技術的なトラブルについて再構築事業者から報告があったこと。それ以降、市から事業者に原因究明など対応を求めてきたものの、16年5月には契約解除の提案が事業者よりなされます。両者、弁護士を立てて話し合いが続きましたが、この度、市は損害賠償などを求めて事業者を訴えることとなりました。
こうしたトラブルにより、16年4月に公開予定であった新しいホームページは頓挫し、やり直し。公開予定は19年度と大きく3年も遅れることになりました。
当初予算から3倍に
これに伴い、当初予算は2億1千万円だったものが、19年度の完成に向けておよそ3倍程度の予算がかかる見通しとなってきています。この予算にはトラブルを防ぐ目的でコンサルティング会社を入れるための、約8500万円も含まれます。
事業者側にも問題があったものの、横浜市のウェブサイトは市民局担当、ICT(情報通信)施策は総務局担当と、複数の部局で縦割りになっている部分にも課題があります。
情報化社会において、ICT部門の縦割りではない組織体制への改組と効果的で積極的な技術の活用が必要だと提案し続けています。
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