神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2017年2月16日 エリアトップへ

3月18日に初のリサイタルを横浜みなとみらいホールで行う 木村 有沙さん しらとり台在住 31歳

公開:2017年2月16日

  • X
  • LINE
  • hatena

音楽の可能性を探して

 ○…自身初となるリサイタルを横浜みなとみらいホールで行う。「緊張も大きいけど、自分にとって新たなスタートライン。自分の持ち味であるクラシックサクソフォンの澄んだ美しい音を聴いてほしい」と話す。

 ○…「仲の良い友達が吹奏楽部に入部したから」。そんな理由で中学校入学後、吹奏楽部の門を叩いた。そこでサクソフォンと出合う。「ただ単純に楽器の形に一目ぼれ。この楽器以外はやらないと直感で決めたんです」。中学1年生の最初のコンクールは技術が足りず、ひとりだけメンバーに選ばれなかった。悔しさからお年玉でサクソフォンを買い、夢中で吹いたと振り返る。自分の楽器での練習は楽しく、もっと上手くなりたいと卒業後は音楽科への進学を決意。高校時代に初めて聞いたプロの音に感動し、その道に進むことが夢に。

 ○…プロになるために権威ある世界レベルのコンクールを目指して大学・大学院でも練習に明け暮れた。「30歳まではコンクールで実績を残したかった。難しい曲を演奏して必死に技術を競いました」と振り返る。20代最後のコンクールは人生最後にしようという決意で臨むが、結果は出せず。ある種の挫折を味わったが、これが自分だけの演奏から人を楽しませる演奏へと変わる転機に。同級生と2人で昨年5月から青葉ワンコインコンサートを企画。マラカスを配り参加者全員で演奏をするなど工夫をこらし、区内で子どもから高齢者まで楽しめるコンサートへと発展させた。「コンクールに明け暮れた時も、振り返れば音楽を通じて様々な人に出会い、様々な経験ができた。今度はその感謝の思いを音楽で返したい」

 ○…「散歩や映画が好き。でも、今は3月に行う初めてのリサイタルの準備で慌ただしい」という。夢中で走り抜けた20代を経て無限大の可能性を探して新たなスタートラインに立つ。「沢山の人とコンサートを通じて楽しく一緒に過ごしたい」と笑顔で話した。

青葉区版の人物風土記最新6

桑名 俊二さん

学校歯科医を45年間務め、このほど定年となる

桑名 俊二さん

美しが丘在住 75歳

3月28日

山本 章さん

3月20日で設立1周年を迎える社会福祉法人「あおばの実」の理事長を務める

山本 章さん

桂台在住 78歳

3月14日

宮原 洋明さん

中里地区青少年指導員の会長としてヒコーキ大会の運営にあたった

宮原 洋明さん

大場町在住 68歳

3月7日

冨樫 剛一さん

2月1日から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

すすき野出身 52歳

2月29日

岡﨑 萌々(もも)さん

第78回市町村対抗かながわ駅伝に横浜市代表として出場し、優勝に貢献した

岡﨑 萌々(もも)さん

青葉区在住 16歳

2月22日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊺専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『網膜剝離と診断されましたが、どんな治療が必要になるのでしょうか?』

    3月28日

  • おばあちゃん先生の子育てコラム

    おばあちゃん先生の子育てコラム

    第43回 「一人で悩まず、一緒に子育てしていきます」

    3月28日

  • 教えて!職人さん

    教えて!職人さん

    vol.9 塗装業も歯科医も「専門家」を選ぼう

    3月21日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook