青葉区版 掲載号:2017年3月16日号
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四国アイランドリーグ・徳島インディゴソックスに練習生として入団した森田 球斗さん横浜青葉ボーイズ出身 18歳

「人として」に恥じぬよう

 ○…「独立リーグで何とか活躍をして、NPBという夢を叶えられたら」。先月、四国・徳島へ渡った。プロと言えども、自らアパートを借り単身での生活。給料も出場機会に恵まれなければ安定しない厳しい世界だ。大学野球も考えたが、学業や学生生活の傍らより、「野球漬け」になれるこの道を選んだ。「一度本気で挑戦して、どこまでやれるか試したい。せっかくチャンスをいただいたので」と力強く語る。

 ○…小3の時、少年野球チームへの入団を機に野球を始めた。社会人野球選手として活躍後、地元の少年野球チームで指導する父親の影響もあり、よく弟と3人で朝練に汗を流した。小学生の頃は小柄で、打撃よりも守備のほうが光った。しかし、中高の6年間で身長は30cm伸び、打者として活躍を遂げた。「巨人の坂本選手のような、打って守れる選手になりたい」と語るように、柔らかい補球と鋭い打球が持ち味だ。

 ○…人懐っこい性格で小学生時代から部員同士でよくコミュニケーションをとってきた。「人と話すのが好き」。白山高校野球部主将に抜擢されたのもそんな一面を買われてのことだった。練習が休みになるとバスケやサッカーなど他のスポーツに興じる。特にバスケはコートを借りて仲間と楽しむほど好き。「気分転換にもなるし、他のスポーツから学ぶこともある」。前向きな発想が成長を後押しする。

 ○…野球人としての人生をイメージする時、いつも浮かぶのは父親の姿だ。将来、同じように地域の子どもたちに野球を教える立場になれたらと密かに思い描いている。恩師・村田監督に出会いその思いはますます強くなった。教えるのは技術だけではない。人としてどう生きるか。どう社会や野球と向き合うか。追ってきた背中がいつも示し続けてくれたという。「この挑戦を通じて、また人として大きく成長できれば」。教えを胸に、夢に突き進む。

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