女子サッカーの最高峰であるなでしこリーグ1部への昇格を目指して、青葉区を拠点に活動するクラブチーム「日体大フィールズ横浜」。鴨志田町で、地域住民の応援の輪が広がっている。
インカレ最多優勝を誇り、なでしこジャパンに多くの選手を輩出する日本体育大学女子サッカー部を母体とする同チーム。2015年度からなでしこリーグ2部に参入し、昨年度から学生と社会人選手で構成されている。
地元の応援のきっかけは、運営スタッフの嘉山寧さんがキッチンカーで移動販売を行う「コマデリ」の小池一美さんにホーム戦での出店を打診したこと。地域のクラブチームとして地元の応援を希望していた嘉山さんを介して「学生主体で何かできないか」と同部員も加わり、今年2月から小池さんと話し合いを重ねてきた。双方のマッチングプロジェクトとして、小池さんが紹介した地元農家を部員が手伝うなど、学生の地域活動も広がりをみせる。毎週農作業を手伝っている天田恵莉香さん(4年)は「周りの方の支えで成り立っている。力を貸してもらった分だけ返したい」と笑顔。大栗弘妃さん(2年)は「サポーターを増やしたい。地域の方とふれあう機会をもらえて嬉しい」と話す。
先月のホーム戦では学生が手作りメニューを販売したほか、コマデリと、鴨志田町に拠点を置くNPO法人Waveよこはまも出店。5月13日のホーム戦でも出店が決まっている。試合は日産フィールド小机で午後1時〜。小池さんは「地域のチームとしてもっと定着していけば」と話している。
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