桐蔭学園に子どもが通う母親で構成する合唱団「桐響会」=写真=が、8月26日に岡山市で行われる第40回全日本おかあさんコーラス全国大会に出場する。
桐響会は現役生または卒業後5年以内の子どもを持つ母親が参加しており、現在29団員。4月に県立音楽堂で行われた県大会で優秀賞を獲得し、7月に宇都宮市で行われた関東支部大会に出場。そこでも優秀賞に選ばれた。全国大会には優秀賞受賞団体などから抽選や支部長推薦によって出場団体が決まる仕組みとなっており、今年は桐響会を含む13団体が出場を決めた。
桐響会は1度休団をしていたこともあったが、2009年に再開。合唱の経験者から経験のない人まで団員として集まり、週に1度、学園内で練習を重ねている。現在は大会課題曲の「Ave verum corpus」と自由曲の「子守唄・子守唄よ」を練習中。元々は母親同士の親睦が主目的のおかあさんコーラスだが、桐響会は県合唱連盟の松村努理事長が指導をしていることもあり、練習は厳しく、今年度役員を務める尾崎由美子さんは「部活動のような雰囲気」と笑う。団員の技術は高く、爽やかで清々しい声が持ち味だ。
全国大会の出場は2回目。12年に行われた大会では優秀賞にあたる「ひまわり賞」を受賞していることを踏まえ、尾崎さんは「今回もひまわり賞をとりたい」と話す。また、全国大会前の20日には神奈川県合唱コンクールも控えており、「関東大会の出場を目指してがんばりたい」と話している。
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