科学的根拠に基づく行政運営を! 横浜市会議員 藤崎浩太郎の市政報告
横浜市では「健康横浜21」という計画に従い、市民の健康寿命を延ばそうと、「よこはまウォーキングポイント事業」等施策を行っています。こうした健康施策において今後重要になるのが、データを活用して、より効果的な手法を取り入れていくことです。
海外などでは既に、データや公衆衛生学などの科学的な知見を取り入れながら、より効果的な施策を実施しようと取り組みが重ねられています。背景には横浜市と同様に、疾病の予防や介護予防という課題があります。一方、税金を投じて健康施策を実施する以上は、支出に見合った効果が得られなければ意味がありません。ウォーキングポイント事業だけでも、2017年度は約2億8千万円の予算が計上されています。この場合の「効果」は、医療費の削減が重要な指標になると考えています。
先日の横浜市会第2回定例会では、この健康施策におけるデータ活用について市長の考えを議論し、私はデータに基づく効果検証を行うべきではないかと提案をしました。市長からは、ウォーキングポイントのデータ分析について今後検討を進めることや、専門家の意見を参考にし、歩数や医療費といったデータを活用し、多面的に評価する方法を研究することが答弁されています。
データ等科学的根拠に基づく検証ができれば、効果がある取り組みをより充実させ、効果が無いものは止めて、他に予算を投じることができるようになり、効率的で効果的な行政運営が可能になります。
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「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
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