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子育てコラム「もみじのおてて」【3】 おばあちゃんに 聞いてみよう!
子育てについて一番身近な相談相手は、子育ての先輩「おばあちゃん」です。私たち保育士も、おばあちゃんを頼りにしてよいと思っています。しかし、気を付けてほしいこともあります。それは「聞いてよい事」と「聞くべきでない事」があるということです。
まず「聞くべきでない事」ですが、それは育児に関する一般論です。おばあちゃん世代の育児法が現代では間違っているとされる場合があるからです。例えば「うつぶせ寝」。おばあちゃん世代の育児では、頭の形が悪くならないという理由で薦められていました。しかし現代ではSIDS(突然死症候群)のリスクを高めるとされ、うつぶせ寝をさせないように言われています。このような変化は決して珍しい事ではありません。常に科学は新しい発見をしているからです。
それではどんなことを聞けばよいのでしょうか?それは「お母さん、お父さん自身の子どもの頃の様子」です。子どもは両親の遺伝子を受け継いでおり、親に似てくるもの。その子ども時代を知ることは、我が子の育て方の参考になります。例えば自分が頻繁に道に飛び出す子だったと知っていれば、わが子も飛び出すかもしれないと予測し、注意することができます。
このように一般論ではなく、自分やお父さんの幼少期の具体的な姿を聞いてみることが、育児の参考になるでしょう。(文・福田 絵・伊藤)
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