青葉区役所と桐蔭横浜大学、こどもの国の三者が協働し、散策・ウオーキングのおすすめポイントや坂道などの場所をまとめたシニア向けのマップ作りを始めている。9月12日には園内を歩くシニア層への聞き取り調査が行われた=写真。
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三者は今年の春、乳幼児連れの家族に向けた「ベビーカーマップ」を制作しており、今回はその第2弾。
聞き取り調査は同大学スポーツ健康政策学部の吉田勝光教授とゼミ生である今野雄稀さん、井澤一輝さんが担当。6月から今回を含めて3回行い、シニア層からどのようなコースを歩きたいか、どんなマップだと使いやすいかなどをヒアリングした。今後その意見を踏まえて来場者にアンケートを行い、マップ作りの基礎資料とする。園内の植物なども記載し、楽しみながらウオーキングできるように工夫をするという。
こどもの国の鈴木英美副園長によると、昨年度は約88万人が来園しており、健康づくりを目的に園内のウオーキングコースを歩くシニアも増加傾向にあるという。鈴木副園長は「シニア層の健康寿命を延ばすことにつながれば」とシニアマップに期待を寄せる。
基礎資料を踏まえ、マップのデザインや制作は横浜美術大学が担当する予定。年内の発行を目指し、現在準備が進められている。
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