鴨志田町の横浜美術大学(岡本信明学長)と桜台商店会が連携し、学生による作品展を商店会内の2店舗で開催する。学生の作品を広く地元で見てもらおうと初めて企画されたものだ。
同大イラストレーションコースの宮崎詞美准教授が貸しスペースを営む「エスニカ」の田原雅さんに学生の絵本展の開催場所として打診したことが発端。「学生さんに桜台のまちを知ってほしい」との思いから、商店会として協力することに。プロダクトデザインコースの学生によるイス展の実施も決まり、10月14日(土)、15日(日)の同大の芸術祭に合わせて行うことになった。
絵本展は13日(金)から16日(月)、エスニカで開催。在校生の作品に加え、過去10年間で学生が制作してきた300点の中からピックアップして展示される。期間中は店内での閲覧が可能だ。宮崎さんは「温かい雰囲気のお店で展示できるのがうれしい。多くの人に見に来てもらえたら」と話す。
イス展は家具店「ウッディハート」で13日から17日(火)まで。「家族のための椅子」をテーマに6人の学生が合板から作り出した個性的なイスが並ぶ。作品を手がけた杉本静瑠(せいる)さん(3年)は「外部と連携した展示は初めてで普段できない体験。ぜひ見に来て座ってみてほしい」と話している。
問い合わせは【電話】045・986・0211。
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