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青葉区版 公開:2017年11月2日 エリアトップへ

区内生徒 人権作文で最優秀賞 市内最多の3校から選出

教育

公開:2017年11月2日

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受賞した佐々木さん(上右)春永さん(上左)、川田さん(下)
受賞した佐々木さん(上右)春永さん(上左)、川田さん(下)

 第37回全国中学生人権作文コンテスト横浜市大会で、青葉区内の中学校から3人が最優秀賞に選ばれた。最優秀賞の受賞は市内最多。11月23日には表彰式が行われる。

 人権作文コンテストは、中学生が作文を通じ人権尊重の重要性を考え、豊かな人権感覚を身に付けることを目的に毎年行われているもの。横浜市人権啓発活動ネットワーク協議会と市教育委員会が主催。

 同コンテストには、市内139校から5万9193作品が集められ、校内審査、第一次、第二次審査を経て、最終審査へと進む。最終審査には、25作品が選ばれ、そのうち12作品が最優秀賞を獲得。区内で受賞したのは、青葉台中学校の佐々木愛子さん(1年)、あかね台中学校の春永真穂さん(3年)、山内中学校の川田凜さん(3年)。

 佐々木さんの作品名は「障害を心の輪に」。パラリンピックに出場した両腕のない水泳選手の「世界中の誰もが必ず障害を持って生まれてきている」という言葉に触れながら「一つも欠陥の無い人間なんて存在しない」と気がついた話を伝える。「壁なんて一つもないんじゃないかなと思います」と佐々木さん。「受賞できると思っていなかったので嬉しい」と話した。

 春永さんは「ありのままの自分で」。いじめを受けていた友達にふれつつ、「1人ひとりの個性を尊重することが大切」と振り返る。春永さんが当時友達に優しい言葉をかけられなかったことを悔やみ、「ありのままでいいと伝えたい」と訴える。「この文章を通して色々な人に気持ちが伝わってほしい」

 川田さんは「支え合うこと」。祖母が「長生きして申し訳ない」と話したことに対し「支えあって私たちは生きている。生きているうえで迷惑なことなどないのだ」と伝える。そして「私が多くの人に支えられているように、私も多くの人を支えたい」と思いを書いた。川田さんは受賞について「(作品が)多くの人の目に触れることになるのはとても光栄なこと」と語った。

 3人を含む最優秀賞受賞者と、11作品の優秀賞受賞者は11月23日、鶴見区民文化センターで表彰式に出席する。また、今大会の受賞作品(入賞含む全49作品)は11月24日から横浜市のHP(【URL】http://www.city.yokohama.lg.jp/shimin/jinken/kyouzai/sakubun.html)で閲覧ができる。

神奈川大会で最優秀賞

 最優秀賞作品は、上位大会である神奈川県大会へ推薦され、佐々木さんの作品が県でも最優秀賞を受賞した。これにより横浜市の中で唯一、中央大会(全国大会)へ県代表として進む。入賞発表は11月24日の予定だ。

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