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子育てコラム「もみじのおてて」【5】 乳幼児突然死症候群(SIDS)って何?
今月11月は乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策強化月間です。SIDSとは一体どんな病気なのでしょうか?
厚生労働省によると、「SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気で、窒息などの事故とは異なります」と規定され、睡眠中に起こるとされています。寝ている間に起こるので呼吸が止まっていることに気付けず、心肺蘇生ができずに亡くなってしまうケースが多いです。2015年度には96名の赤ちゃんがSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第3位となっています。
予防方法は確立していませんが、厚生労働省からは、以下の3つのポイントを注意することにより、発症率が低くなると発表されています。それは【1】あおむけ寝にする【2】できるだけ母乳で育てる【3】タバコを吸わない(妊婦本人やその周辺、赤ちゃん周辺)、以上の3点です。
次に、一般的な赤ちゃんの呼吸の確認方法を紹介します。鼻や口のそばに手を置き、呼吸を感じる方法や、体を横から見て胸やお腹が上下しているかを見る方法があります。この他に、もみじ保育園では寝ている赤ちゃんのまつ毛にそっと触れる方法で生存を確認しています。大抵の赤ちゃんはまつ毛に触れるとまぶたが震えます。この方法を使えば、せっかく寝た赤ちゃんを起こすことなく、生存を確認することができます。
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