世界で活躍する陶芸家・中村元風(がんぷう)氏が11月3日、陶器の専門店「にっこう生活館」=奈良=のトークイベントに登場し、作品の制作秘話を語った。同店で中村氏の企画展が行われており、その一環で行われたもの。
中村氏は、中国の上海美術館に初めて外国人陶芸家として招聘された。当日は中村氏が「もともと生物学の研究をしていた」という陶芸家となる前の話や、自身のルーツとなる九谷焼にかける思い、「グレイズ」と呼ばれる0・0001g単位まで徹底した釉薬技法など、科学的に作られる作品の秘話が語られた。中村氏は「透明な赤を生み出せたことで表現の幅が広がった」と話した。
近隣に住み来場した鏡山幸彦さんは「非常にユニークなデザイン」と話す。鏡山さんの妻は「(作品を見ていると)それぞれの色が何か訴えてくる。心が安らぐ」と作品を称えた。
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