動物専用霊園の平和会ペットメモリアルパーク(若月一朗代表)主催の「秋の動物供養祭」が、11月5日に行われた。
亡くしたペットを弔い、改めて感謝の思いを届けようと企画されているもの。当日、敷地内の特設会場には犬や猫を模し花で飾られた祭壇が登場。晴天の下、多くの参列者が訪れた。若月代表は「ペットの愛おしさや特別な思い出は心の中に生きている。今一度その愛情にふれ、大切な時間を思い起こす場にしてほしい」とあいさつした。続いて、浄土宗浄桂院=東京都=の伊藤弘道上人が読経を行い、あわせてペットたちの名前が読み上げられた。フルートやピアノ、バイオリンによる生演奏が行われたほか、初の試みとして「献灯」も実施。参列者一人ひとりが祭壇に向かってキャンドルをささげると、会場内は温かな雰囲気に。伊藤上人が「大勢が心を一つにして愛する家族を思い、灯を献じたことは大変すばらしい。この思いはきっと届いている」と話すと、涙ぐむ人の姿もみられた。
式典の最後には、地表に落ちると溶けるハート型のエコ風船を全員で飛ばす「風船供養」を実施。「ありがとう」のかけ声とともに一斉に風船が舞い上がると、参列者の晴れやかな笑顔がみられた。今年4月に愛犬を亡くし、親子で参加したという女性は「人間のように供養してもらえて感動した。風船もとてもきれいだった」と笑顔で話していた。
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