力を合わせて里芋掘り
農作業や農産加工を通して、障害者の社会参加を目指す社会福祉法人グリーン（吉田匡（たすく）施設長）が、11月23日に地域住民を招いた収穫祭を行った。
利用者が鴨志田町の畑で活動していることから、地域交流や、採れた野菜を住民に楽しんでもらおうと行っているもの。当日は野菜の直売や、同法人で作っている干し野菜の加工商品の販売を実施。カレーや芋煮のブースも並び、多くの親子連れが訪れた。今年は保護者や職員に加え利用者も販売に携わり、住民との交流を楽しんだ。
畑では長ネギや大根、里芋などの収穫体験も実施。きょうだいで参加した男児（小６）は「大根が重かったけど楽しかった。おでんや煮物にして食べたい」と笑顔をみせた。吉田施設長は「この地域で採れたものを還元したいとの思いで一丸となって開催している。活動を少しでも知ってもらえたら」と話している。
利用者も販売に参加
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