障害の有無に関わらず、親子で遊べる場として親しまれている「あおばおもちゃの広場」。スタートから10年の節目を迎え、活動の一環として今月18日(日)・19日(祝)、記念イベントが開催される。会場は青葉区福祉保健活動拠点「ふれあい青葉」(市ヶ尾町1169―22・青葉区社会福祉協議会2階)。
「あおばおもちゃの広場」は、青葉区社会福祉協議会(以下青葉区社協)の子育て支援事業の一つ。スタッフリーダーの池上信江さんらの「障害の有無を越えて、親子がコミュニケーションできる場があったらいいね」という思いから始まった。
池上さんが青葉区に転居して来たのは今から13年前。まだ、子育て中の親子が集える場所は少なかった。そこで、自身もダウン症の娘の母である池上さんは、時々利用していた障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」(港北区)に、同施設の事業の一つである「おもちゃ図書館」の”出張図書館”を青葉区でできないかを提案。以前からボランティアスタッフとして関わりのあった青葉区社協の協力もあり、「親子で集える場」「おもちゃの貸し出し」を行う拠点”あおばおもちゃの広場”が誕生した。当初、月1回だった活動は現在、第1金曜日、第3金・土曜日、第4木・金曜日に(会場は「ふれあい青葉」)。479組の親子だった利用者は、1010組にもなった。また、横浜ラポールから80個を借りてスタートしたおもちゃは、寄贈などもあり370個になっている。池上さんは「社協をはじめ、ボランティアの皆さんの協力で続けて来られました。障害の有無に関わらず、一緒に子育てをしていける場として続けていきたい」と話す。
おもちゃの展示やマジックショーなど
18日(10時から16時)・19日(10時から15時)に行われる記念イベントでは、「おもちゃ展」「マジック&腹話術」「ミニコンサート」などを予定。問合せは青葉区社協(【電話】045・972・8836)へ。
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