神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2011年12月1日 エリアトップへ

みたけ台 祥泉院が落慶法要 51年ぶりの新本堂完成祝う

公開:2011年12月1日

  • LINE
  • hatena
落慶法要を行う竹田法俊住職(右)各地から約50人の僧侶が出席した
落慶法要を行う竹田法俊住職(右)各地から約50人の僧侶が出席した

 みたけ台「長谷山 祥泉院」(竹田法俊住職)では先月27日、落慶式を執り行い、僧侶や檀信徒ら約230人とともに、51年ぶりの新本堂の完成を盛大に祝った。あわせて先代・圓徳和尚の七回忌法要も行われ、遺徳をしのんだ。

 祥泉院(曹洞宗)は、山号を長谷山とし、本山は永平寺(福井県)と總持寺(鶴見区)。旧本堂は文久2年(1862年)の建物で、昭和35年に東京・渋谷の長泉寺から移築されたもの。参詣数の増加や老朽化も進んできたため、平成19年12月から、隣地への本堂の建て替えが進められてきた。

開眼および献茶湯など儀式厳かに

 当日は、定刻を知らせる大梵鐘が九つ打ち鳴らされ、多くの檀信徒が見守る中、落慶法要が開始。ご本尊の「西国三十三体観世音菩薩」に魂を入れる開眼や献茶湯の儀式が行われた。般若心経などの念仏が厳かに唱和されると、檀信徒らは合掌し、感慨深そうに礼拝を行っていた。

 先代・35世の七回忌法要では、読経や焼香などを実施。次いで、本堂や境内の工事に携わった関係者や檀家などに、竹田住職が感謝の意を述べた。

 今回の落慶にあたり、竹田住職は「無事にこの日を迎えることができたのも、皆様の支えがあってこそ。心から感謝するとともに、これからも地元の方が参詣する場として貢献していきたい」と話した。

鶴見川をモチーフとした木彫りも

 完成した新本堂は、瓦葺きの木造造り。間口11間半(22m)で、ケヤキの丸柱を50本使用。かえる股には、火事が出ないようにとの願いから、水龍ほか鶴見川に生息するサギやカワセミなどの鳥、亀や蛙など水辺の生物が木彫りされている。

 また、庭園には池や植え込みなどが新たに設けられ、境内の整備も。残された旧本堂は、新本堂とひと続きにされ、今後は聖徳太子を祀り、祈祷場として利用していくという。
 

感謝を述べる竹田住職
感謝を述べる竹田住職

青葉区版のトップニュース最新6

プレゼン大会で最高賞

柿の木台在住高橋春帆さん

プレゼン大会で最高賞

昨年から顕著な活躍続く

3月28日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月28日

子宮頸がん対策に新検診

横浜市

子宮頸がん対策に新検診

HPV検査導入へ

3月21日

はちみつカレーを商品化

青葉台小4年生

はちみつカレーを商品化

売上の一部を「ハチ」に寄付

3月21日

区内で記念イベント

国際園芸博

区内で記念イベント

開催まであと3年

3月14日

横浜総合病院で投与開始

認知症新薬レカネマブ

横浜総合病院で投与開始

市内医療施設で唯一

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊺専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『網膜剝離と診断されましたが、どんな治療が必要になるのでしょうか?』

    3月28日

  • おばあちゃん先生の子育てコラム

    おばあちゃん先生の子育てコラム

    第43回 「一人で悩まず、一緒に子育てしていきます」

    3月28日

  • 教えて!職人さん

    教えて!職人さん

    vol.9 塗装業も歯科医も「専門家」を選ぼう

    3月21日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook