桐蔭女子中学・高校 ラクロス部が悲願の全国へ 96年の創部以来、初の関東優勝
桐蔭学園女子中学・高等学校のラクロス部がこのほど、第9回中学校高等学校女子ラクロス秋季関東大会で初優勝し、今年3月に開催される全国大会への出場を決めた。96年の創部以来、初の快挙となる。
ラクロスとは、クロスと呼ばれる先端に網のついたラケットで、敵陣のゴールに硬質ボールを入れて得点を競うスポーツ。1チーム女子12人で、サッカーとほぼ同じ大きさのフィールドでクロスを操りながら走るハードな競技。現在は、中学・高校生での合同大会が一般的となっている。
同部は、決勝戦で大妻多摩中学高校(東京)に前半4対2でリードし、後半4対1で勝利し、関東大会優勝を決めた。主将の山崎美保さん(2年)は「入部からずっと目指していた全国大会。チームワークで勝ち取ることができて本当に嬉しい。全国優勝を目指し、さらに練習に励みます」と話している。
狭い練習場でもあきらめずに
96年に創部した同校のラクロス部。練習場が確保できず、正規フィールドの約8分の1しかない狭い練習場で、部員50人がせめぎ合うように練習に励んでいる。「とにかくチームワークが抜群」。メンバーが口を揃えるように、明るい掛け声や笑顔が絶えない。1学年4・5人による小チーム”ソウルメイト”を編成し、年齢差を超えたチーム力を築いてきた。「学年が違っても、互いに意見を言える絆がある」とコーチ。涙も笑顔もともにした最高のチームで全国の大舞台に臨む。
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