神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2012年3月1日 エリアトップへ

たまプラーザ南口 駅前に地域ケアプラザ 東急開発施設内に来春開所

社会

公開:2012年3月1日

  • LINE
  • hatena
開発中のたまプラーザ駅南口
開発中のたまプラーザ駅南口

 青葉区は、たまプラーザ駅南口に高齢者や子育て支援などを行う「横浜市たまプラーザ地域ケアプラザ」(新石川2の1の10)を整備することを先月発表した。場所は現在、東急電鉄(株)が開発中の地下1階・地上4階建てとなる”駅直結”の複合商業施設内4階フロアの一部。開所は、同施設完成予定となる2013年春。駅前での地域ケアプラザ開所は、青葉区では初めてとなる。

 地域ケアプラザは、住民の日常生活圏内などを基準に整備が行われている。現在、地元住民が利用している「美しが丘地域ケアプラザ」(美しが丘4丁目)は、本来の圏域ではないエリアも管理。同ケアプラザの広範囲に渡る管理体制の限界や利用者から「もっと近くにケアプラザを作って欲しい」との声が区に寄せられていた。

 また、たまプラーザ地域の高齢者人口も増加傾向にあることから、市でも整備を検討。適当な土地が見つからず、整備が難しかった背景があったが、今回、東急電鉄(株)の複合商業施設開発に合わせ、開所を決定。東急電鉄(株)の一部を横浜市が賃借し、公募の指定管理者によって運営を行っていく。来月3日から9日まで公募受付を実施。今年9月に指定管理者を決定する方針だ。

 同ケアプラザは、多目的ホールを設置し、地域活動交流や子育て世代向けの事業も積極的に行っていく予定だ。ベビーカー置場や子ども専用トイレと手洗いも設置される。「地域ケアプラザは高齢者向けのイメージが強いが、子育て世代にも利用できる拠点にしていきたい」と青葉区は話す。

”駅直結”の複合施設

 同地域ケアプラザが入る、東急電鉄(株)の複合商業施設内2階通路と駅はデッキでつながれる。駅直結の施設内に開所することから青葉区は、「お子さんや高齢者の方など、誰もが訪れやすいケアプラザになれば」と期待を寄せる。

 東急電鉄(株)は、同複合施設内に医療機関や介護関連施設などを誘致したい考えだ。また、先月23日、東急電鉄(株)は隣接地に同社では初となる52年間の定期借地権付きのマンションを建設し、沿線のシニア層などを駅前に呼び寄せる「住みかえ推進事業」を発表した。転居後の住まいには、若い世代への入居を促し、地域循環を図る狙いだ。

 東急電鉄(株)開発担当者は、南口一帯の開発について「子育て中、高齢者の方など、全ての世代が暮らしやすい、地域のニーズに合った街づくりを行っていきたい」としている。
 

青葉区版のトップニュース最新6

区制30周年祝い、運動会

少年野球連盟

区制30周年祝い、運動会

大会の開会式と合わせ企画

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

「世界で活躍」誓う

國學院大學平林清澄選手

「世界で活躍」誓う

大阪マラソン優勝祝賀会

4月11日

全員、目指すは「プロ」

桐蔭横浜大サッカー部

全員、目指すは「プロ」

初の新入生入部記者会見

4月11日

再整備に向け前進

藤が丘駅前地区

再整備に向け前進

基本計画まとまる

4月4日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「緑内障で併用してはいけない薬について」 コラム【33】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    4月11日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook