ゴールボールパラ五輪代表 欠端(かけはた)さんが「金」を報告 浜美大学友らに喜び語る
ロンドンパラリンピックで金メダルを獲得したゴールボール女子日本代表の欠端瑛子さん(横浜美術大学工芸領域2年)の金メダル報告会が今月2日、同大学で開催された。欠端さんは学生や教職員から熱烈な祝福を受け、喜びを語った。
優勝報告会には眞柄泰基理事長をはじめ、春山文典学長、学生ら50人ほどが参加。金メダルを掲げた欠端さんの登場に会場は大きな拍手と歓声に包まれた。
質疑応答では「金メダルはどんな味か」と、学生から質問。欠端さんは「まだかじってません」と返答すると、メダルをかじったポーズで撮影が行われた。欠端さんは「応援ありがとうございました。ロンドンはすごく寒い所で、360度、観客席の会場に緊張しました。自分のプレーができ嬉しかったです」と報告した。
大会で印象に残る試合は準決勝・スウェーデン戦という欠端さん。試合は同点のまま終了し、サッカーのPK戦に似た1対1のエクストラスロー戦へ。「すごく緊張した。相手のボールを止めた時『止めた、しっかり投げよう』って落ち着いて投げられた」と試合を振り返る。優勝した瞬間について「心の底から嬉しさがこみ上げ、笑顔で泣いた」と語った。
ゴールボールは視覚障害のある3人の選手が、鈴の入ったボールを転がすように投球し、相手のゴールを狙う球技。同競技のパラリンピック優勝は、日本初の快挙となる。
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