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青葉区版 公開:2013年3月21日 エリアトップへ

山内図書館 35年前の街を模型で再現 横浜美術大生が制作

文化

公開:2013年3月21日

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高低差を詳細に再現したジオラマ
高低差を詳細に再現したジオラマ

 山内図書館(浜田和広館長)が開館35周年記念事業で計画した、開館当時のあざみ野駅付近の街並みを再現するジオラマがこのほど完成し、現在館内に展示されている。ジオラマは横浜美術大学(鴨志田町)の学生が3カ月かけて制作。地形や風景を詳細に再現した模型は、来館者を楽しませている。

 山内図書館は1977年4月に開館し、昨年35周年を迎えた。ジオラマ作成は35周年記念事業の一環として、同館資料管理主任の古川たか子さんが発案。「模型ならインパクトがあり、子どもも見て楽しめると思いました」と企画の狙いを古川さんは話す。

 以前から区内大学との連携を模索してきた同館。「折角なら区内の美術大学に」と、昨年3月横浜美術大学に制作を依頼し、大学側が快諾。打ち合わせを経て、9月中旬から制作に取り掛かった。航空写真と地形図をベースに学生5人でジオラマを制作。山内図書館前で行き止まりになっていた道や田園都市線の江田-あざみ野間にあったトンネルなど、当時の街並みを1m四方に再現した。ジオラマは11月中旬に完成。同館マスコットキャラクター「やまちゃん」を描いたパネルを土台側面にはめて、3月上旬から展示している。

 制作に携わった佐瀬茜さん(絵画領域4年)は「高低差のある地形だったので、家の設置が難しかった。自分が携わった作品を見てもらえるのは嬉しい」と話す。古川さんは「当時を知る人も、知らない人も反応はいい。昔の地域をテーマにした講座で模型を活用していければ」と満足している。

 ジオラマは今後、同館に常設される。開館時間/午前9時半から午後8時半(土・日・月・祝日は5時)まで。

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