スペイン・バルセロナで7月20日(土)に開幕する第15回世界水泳選手権大会(世界水泳)に、もみの木台在住の五十嵐千尋さん(横浜サクラスイミング所属・日本大学藤沢高3年)が、競泳・200m、400m自由形、800mリレーに出場する。ジュニアの国際大会で結果を残してきた五十嵐選手がいよいよ世界を舞台に挑戦する。
自身初の日本代表入りについて「1年間、世界選手権に出ることを目標に準備してきたので嬉しい」と喜びを話す。代表選考会を兼ねた4月の日本選手権では、自由形400m、200mの2冠を達成。目標とする高校新記録の樹立はならなかったが、自己ベストを更新。5月のジャパンオープンでも同様、200m、400mを制し勢いに乗る。「日本選手権では、前半が少し遅かった。課題点を修正し、本番(世界選手権)ではしっかり前半から入っていきたい」と意気込む。
世界トップレベルの選手らとの練習は、「緊張する」一方、自身の闘志を掻き立てると言う。「トップクラスの選手は、前向きで、ガツガツした意欲がある。トップアスリートとして、結果を出さなきゃいけないという意識の高さを感じる」と刺激を受ける。
代表入りが決まると、友人から激励の連絡を受けた。日の丸が刻まれたジャージを着ると、「日本代表なんだなって実感します」と笑顔を見せる。現在は代表合宿で最終調整中。「毎日を大切に、自信をつけてバルセロナに向かいたい」と心境を語る。目標は「まずは決勝に残ること。400m、200mの高校記録を切りたい」。
世界水泳は隔年開催。五十嵐選手のほか、区内にキャンパスのある日本体育大学から競泳・赤瀬紗也香選手(1年)、大塚美優選手(1年)、高橋美帆選手(3年)、松本弥生選手(大学院)、飛込・坂井丞選手(3年)、シンクロ・糸山真与選手(4年)、箱山愛香選手(4年)が出場する。
|
<PR>
青葉区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>