第93回全国高等学校ラグビーフットボール大会があす12月27日(金)から近鉄花園ラグビー場(大阪府)で開幕する。神奈川県代表として出場する桐蔭学園(鉄町)ラグビー部は9年連続13回目の花園。3年前の東福岡高校(福岡県)との両校優勝を超える初の「単独優勝」を目指す。
同大会は各都道府県の地区予選を勝ち抜いた51校が全国高校の頂点を目指す。神奈川県代表の桐蔭学園は3年振りのAシードで出場。高校日本代表候補メンバー8人を擁する同校は優勝候補の一角だ。更に、前列5人の平均体重が100kg前後という大型FWも特徴。藤原秀之監督は「全国で1勝する大変さは選手たちがよく分かっている。FWがどこまで粘り強く戦えるかが鍵」と語る。
予選後、走力を徹底
部員17人が神奈川選抜で出場した国体などもあり、チームの練習時間確保が難しいまま挑んだ県予選。優勝はしたが、課題に挙げられたのは「コンビネーションと走力」。「夏を終えてからハードな練習が少なかった」という藤原監督。グラウンドにトラック57台分の砂をまき、3週間徹底的に走り込んだ。藤原監督は「走れないチームは勝てない。基礎を重点的に洗い直し、(初戦の)30日には状態を100%まで持っていく」と語る。
初戦は12月30日
同校の過去最高戦績は3年前の東福岡高校との両校優勝。U-19日本代表選手であり、チームの要でもある堀越康介選手は「準備してきたことを、1戦、1戦出していきたい。目標は単独優勝」と力強く語る。また、横山陽介主将は「チーム結成時の目標は全国優勝。予選会決勝戦では、たくさんの人に応援してもらったので、恩返しをしたい」と意気込む。
同校の初戦は12月30日、岡谷工業(長野県)と桂(京都府)の勝者と対戦する。
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